デジタコ導入の義務化について

運送業界に蔓延している長時間労働、長時間拘束を正したいという意図から、国土交通省はデジタコ搭載の義務化を進めています。

運送業務を行っているドライバーは、人手不足の昨今、指定の時間外勤務が多くフル回転で業務を行っています。インターネットの通信販売を利用する人が増え、運送会社は毎日とても忙しく、物流センターなどでは荷待ちのトラックが長い列を作るという現状もあります。ハードな重労働が原因で、ドライバーが事故を起こす可能性が高まっていますが、こうした事故などを防ぐのに有効なのがデジタコの導入です。

この機械は運転速度や走行時間、走行距離などの情報を記録するもので、ドライブレコーダーなどの外部機器と連動して、データを基にリアルタイムで運行支援が行えます。デジタコ導入の義務化は今後拡大していくと思われますが、デジタコ本体価格は決して安いものではなく、トラックの台数分用意するにはコストがかかってしまいます。

さらに、管理者用のシステム運用費も必要で、こちらも安いものではないので、すべて揃えると大変な出費になってしまいます。こうした問題から、経営が厳しい状態での導入は難しいといった意見や、助成金が出ないと導入できないといった運送会社が多く見られます。義務化が進んでいる中で、完全な普及までにはまだまだ時間がかかりそうですが、一方でデジタコ搭載車に専用マークを貼り、私たちは法令を守る優良業者です、というアピールをしている業者も増え始めています。

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