デジタコ義務化で経費削減も

デジタコの装着義務があるトラックは、以前は車両総重量8トン以上の車両、または最大積載量5トン以上の事業用トラックでしたが、近年その範囲が広がり車両総重量7トン以上8トン未満、または最大積載量4トン以上5トン未満のトラックも該当するようになりました。

いわゆる4トントラックと呼ばれる車両は、その大きさや重量に関わらず装着義務のない車両があり、道路を速度超過で暴走する車両が後を絶たず、一度事故を起こせば大型トラックと同等の大事故につながってしまうことがありました。この状況を看過できず義務化対象車両を広げたという経緯があります。デジタコの義務化は事故を減らすためだけではなく、運転手の労働環境の改善にも役立てたいと考えています。

トラックの運転手は一日中常に運転しているわけではなく、荷物を積んでいる時間や荷物のできあがりを待っている時間(手待ち時間)があります。この積荷や手待ち時間は一日の労働時間の多くを占めていますが、実際に動くことが少ないといっても、いつ仕事が舞い込んでくるかわからず休憩時間とは言い難いものです。しかし、会社側はこの時間をなあなあに休憩時間込みとしまっているケースが多く運転手の過労につながっています。

デジタコとカーナビを連携させて労働時間を管理する動きが広がっています。カーナビのGPS機能でトラックの位置が会社側からも把握することができますし、運転手はカーナビのタッチパネルで今の状況(積荷、手待ちなど)を入力することで、会社側が一人ひとりの運転手の労働時間内の具体的な動きを後からでも把握することができます。無駄な労働時間を削減することも可能になるかもしれず、デジタコ義務化は会社の出費だけでなく経費削減にもつながりそうです。

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