故障したトラックは、もう廃車にするしか仕方がないだろうと考える人が多いですが、そんなことはありません。故障して動かなくなったトラックでも、買取をしてくれる専門会社が存在しています。例えば、近年多発しているゲリラ豪雨などで、車両が水没して故障してしまったというようなケースでも問題ありません。頑丈そうに見えるトラックも、水没には弱く、電気系統がやられてしまったり、エンジンが動かなくなったり、パーツが錆びて劣化してしまったり、内装にカビが生えて汚くなってしまったりというトラブルに見舞われてしまいます。
こんな車両はスクラップしかないと考えがちですが、このような悲惨な状況に陥った車両でも、買取専門会社なら買い取ってくれる場合が多いです。買取専門会社では、たとえエンジンがやられていたとしても、それ以外の部品を海外に輸出したり、もしくは自社で修理して再販したりといったことが可能ですから、売却することは十分可能です。事故車両でも買い取ってくれるという会社もあります。廃車にしてしまうと、運搬やスクラップコストなどがかかってしまいますが、買取専門会社に売却してしまえば、いくらかでも換金できる可能性があります。
ちなみに、故障したトラックを放置している人がたまにいますが、放置していてもいいことは何もありません。車は保有しているだけでも税金などがかかってきますし、時間の経過とともに車両の価値もどんどん下がっていきます。なるべく早く売却してしまうのが賢明です。